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今後の治療



10.28 - 30  今後の治療に向けて
CT検査翌日より、かかりつけ医から大学病院での治療のすすめを受ける。
病理検査結果待ちではあるけれど、
アポロの腫瘍のある場所から言って、
たとえ良性でも何かしらの治療が必要になること。
腫瘍が大きくなると今後、本犬&飼い主共にとても辛いことになること。

考えられる治療は放射線治療。
その中でもメガボルテージ(超高圧電圧放射線)を受けられるのは
全国でも8か所?

・日本獣医生命科学大学(東京都、武蔵境)
・麻布大学(神奈川県)
・日本大学(神奈川県)
・日本動物高度医療センター(神奈川県)
・北里大学(青森県)
・岐阜大学(岐阜県)
・南動物病院(三重県)
・大阪府立大学(大阪府)

近くはないけれど、まだ通えそうな、
「日本獣医生命科学大学(東京都、武蔵境)」 を紹介してもらうことに。

10/30夕方  
かかりつけ医から、急遽明日なら予約が取れたと電話あり。
まだ病理結果待ちではあるけれど、顔を会わせてておくのはいいと思うと。



10.31 FRI  日本獣医生命科学大学へ
紹介状、これまでの検査記録、CT画像&写真を持参し、
アポロ連れで今後の相談。

まず、考えられる腫瘍

①悪性黒色腫(メラノーマ)
 ・局所浸潤する
 ・転移をしやすい
 ・治療目標は1年 → (生存期間)
 ・放射線治療の場合、原発とリンパ節の2か所照射
 ・積極治療は、手術→放射線 → (アポロの場合は場所的に手術不可)

②扁平上皮癌
 ・局所浸潤する
 ・転移は一般的に遅い
 ・炎症を伴う腫瘍で痛みを発現
 ・放射線治療の場合、原発のみ

③繊維肉腫
 ・局所浸潤する
 ・転移は一般的に遅い
 ・放射線治療の効果が乏しい
 ・メトロノーム療法 (大学病院でなくても対応可)

結果次第で治療方針が変わるので、結果出次第相談に。
実は、私は②か③しか考えていなく、①は全くの想定外。
が、先生より①の可能性があると言われ愕然。

そして、何より気がかりなのは
先日のCT検査(おそらく生体採取)後の体調急降下。
放射線治療になった場合、アポロは耐えられるのか。

大丈夫、と先生はおっしゃいました。



11.4 THU夕方 「悪性黒色腫」 診断結果入る 
11/5-7 まで日獣医の担当医が不在、連絡がとれるのは週明け11/10
聞いてはいたものの、まだ次の予約さえ取れていないことに焦り、
11/5朝、日獣医へ診断結果連絡、
次が何の予約になるかは解らないけれどおさえて欲しい旨伝える。

11/10 担当医より電話入ることに。



結局、週明けまで電話を待つしかなく。
この間、放射線治療に進むべきか否か、揺れに揺れる。
飼い主の誰もが望むように、1番は本犬のQOL。
美味しくごはんを食べ、痛み苦しみがなく、健やかな睡眠、
幸せな犬生が保てること。

今、目の前にいる元気なアポロに負荷をかけてしまわないか。

場所からして怖いのは、
脳への転移、目の突出、口腔内腫瘍による食事障害。
そして全身への転移の早さ。
どの場所にあっても残酷な腫瘍だけれど、
口腔内腫瘍、メラノーマ、癌はとても残酷。

治療しても、目標1年。
その1年でさえ中間値であって、ケースは本当にそれぞれ。
考える時間も答えもなく、決めるしかない現実。

願わくば、このままゆるゆると共存、そしてアポロの寿命が勝つこと。



けど、進んでみるしかないのかも。

かかりつけ医の先生も、
「自分の犬なら、そして自分でも、放射線治療に入る。」 と言われ、

信じ進んでみようね、アポロ。
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