1年


去年の今日、アポロが私に伝えてくれた日。

左頬の腫れが気になって毎週末病院へ通うこと4週が過ぎ
それでもこれといった原因は解らず
体調不良もいっさい見られず

ただ無くなることも小さくなることもなく
気持ち大きくなっているようなその腫れを
凝視続ける飼い主の前でアポロが大あくび

その瞬間、喉奥に何かが見えた。

本当は、変化がなければその週は病院を飛ばす予定だった
日曜日の午後、慌てて病院へ駆け込んだ

先生はその場で翌日のCT検査を入れてくれた

翌日、CT検査と病理検査の為の採取を終えた先生から
見せられた画像と伝えられた内容は厳しいものでした

そのアポロが今もこうして一緒に居てくれること



こんなに元気に穏やかに幸せな時間を過ごせること



夢みることさえ、出来なかった

先を考えることが怖くて
ただひたすら目の前の現実(話)と闘った

そしてただただ
アポロのQOLが守られること
このまま苦しまないでいられますように



放射線治療に入ることは恐怖でしかなかったのだけど
進むことも怖ければ、止まることも怖かった

CT検査後4日目には、
まだ病理検査の結果が出ていない段階で大学病院へ相談に
先に顔を合わせておくのはいいと思うという主治医の言葉だった
その言葉通り、のちに放射線治療は急遽スタートすることに
前日夕方遅くの電話でキャンセルが出たので明日なら可能
なんてとんでもない話だったけど
その日を断れば、2週以上後の開始だった

当時はそれさえも喜ぶことは出来なかったけど
今思えば1日でも早い開始は本当に良かったと思う
こればかりは結果ありきのタラレバになってしまうけれど

いざ治療が始まってからのアポロは



私の心配を見事にはねのけ



全6回を終えた当日のこの晴れ晴れとした姿



私が思うよりアポロはずっとずっと強かった



愉しい幸せなクリスマスを



プレゼントしてくれて



年明けには毎年恒例にしていたお気に入りの宿へも



連れて行ってくれた



治療後初の3ヶ月後検査では、完全寛解‼︎



5月にはまた一緒に旅を



病気発覚の直前に行っていたこの宿へ



また一緒に



情けないくらいアポロしか見えない飼い主に



あの時、アポロは教えてくれたんだよね



そして強くて優しいアポロは
いつも、今も、飼い主に幸せを

あの日、守ると誓った通り日々必死に守っているつもりだけれど
やっぱり日々アポロに守られ

そして、アポロとの縁でたぐり寄せた色々なこと
その全てのことに感謝

アポロの健康が
この穏やかな毎日がずっと続きますよう

君のいる場所ははとても暖かいのです


覚悟。なのかな
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