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朝が来た

本日の朝、アポロと朝を迎えることが出来てホッとしています



深夜過ぎから早朝までは何度も何度も目覚めていたアポロ
am5:30をまわったあたりからぐっすりだったようで
飼い主が目覚めるとam7:30過ぎ
まず、姿を息を確かめてしまいます

と、だいぶ経ってから 
あ、起きた!



で、豚さんが倒れ
(アポロ、たまによろめくのでぶつかり防止でコーナーに)



あっという間にまた眠りに



これ、ほんとに1、2、3くらいの時間のこと

豚さん、グッジョブ! 
ちょうどいい枕になっているような

目がつっているのは、ドアに顔がはりついているから(笑)
この縦サイズはアポロさんギリギリ

その後もam10時過ぎても微動だにせず



と、写真だけ見ればなんとも幸せな日常なんですが
ちょっと前までは、ぐっすり寝てればそれは幸せな光景
でも今は、正直解らないのです
ぐっすりなのか、ぐったりなのか
穏やかなのか、静かなのか

24日(日)夜からどんどん荒くなってしまった呼吸
25日(月)からは1日中酸素ハウスで過ごすようになり(自ら入ります)
喜びもつかの間、また少しずつ減ってしまった食欲
25日(月)夜、食べず。22:30頃、お水を飲みに歩いていたアポロが
      廊下で液体のみをほんの少量もどす(透明?嘔吐は初)
     → 瞬間、真横にバタンと倒れる、ほんとに小さくピクピク痙攣?
     → 慌てて駆け寄ると急に起き上がる(その間、5秒位?) 
     → そのままフラフラと水飲み場所へ 
       水は飲まず、一瞬止まって横でおしっこ(粗相も初)
26日(火)朝、豚レバー焼き5口、茶碗し&プリン少し
その後は、固形物を全く食べてくれなくなり、薬も難しく


お腹あたりが激しく波打ち顔が動いてしまうような呼吸
喉あたりからは乾いたカスカスというような音
水を飲めば、お腹の中、キュウキュウと苦しそうな音
これは以前からちょっと思ってたのですが
おそらく身体の中で腫瘍が悪さ
色々な場所で臓器を圧迫しているのではないかと
空気が狭い場所を抜けられないような、そんな音が
そしてゲップが出ると呼吸がラクそう
食べれることがすごいと思っていたのはそんな事もあり



荒い呼吸ながら舌はきれいなピンク色、鼻も潤い
(※実際は、もうちょっと濃いピンクでした)

ぐったりした様子でしたが
お水をあげると必死に、それは必死に



生きることに必死な、迫力すら感じる姿



26日(水)苦しい呼吸が心配で病院へ胸水検査に
慌てた飼い主は水曜日がイレギュラーの診療開始時間だった事に気づかず
am7:30過ぎ病院へ到着、まだ閉まってて
am9:00からの診療時間を待ってまた出直すことに

いつもの先生はお休みの日だったので初めての先生
熱は平熱。聴診は苦しそうな音が。
エコー検査は一緒に見れましたが、胸水はなし
ただ、エコー検査でも解るほどにガンだらけと

胸水ではなかったので病院で出来ることはないこと
病院の往復も負担になるだろうから
早く酸素室でゆっくり休ませてあげることが1番
そして、生きていることが不思議なくらい、と



素人にも解るくらい身体の中から聞こえる異音
それでも、アポロは全部身体の中で、外には全く見せないので
酸素ハウスに入れたアポロをただ眺め続けました

全く問題ないきれいな足



立派な手
毛だってこんなにきれいで立派
アポロの身体を触りながら
初めてアポロの前で涙が止まりません

アポロの前でこんなに涙が止められないのは初めて
告知の時だっていつだって
いつもアポロを見るとホッとして安心感ばかりで



酸素ハウス越しに飼い主を感じたアポロが出て来て傍へ



苦しいはずなのにね、君は本当に強い



君のその強さと穏やかさに
知らないうちにすっかり甘えていたのは飼い主

一人と一匹、長く長く一緒に時間を過ごしているけど
家では同じ部屋、同じ空間にいるってだけで
くっついていることはほとんどありません
いれば安心という感じ

昨夜、嬉しかったことが
どんなに横を通り過ぎてもハウスの中で起きることなく
またまたぐっすりなのか、ぐったりなのか
(気持ちよく寝てたら、と思うと
 むやみに確かめる事が出来なくてただ眺め観察に)
昨夜までは吠えて教えてくれたハウスからの声
今夜は吠えて知らせることが出来るだろうか
お風呂タイムも寝るのも怖かったけど
入れる今のうちに、とシャワーへ

と、数分で吠え声が
あんなに微動だにしなかったのに
ちゃんと吠えられたこと、知らせることが出来ること
立ち上がれたこと
そして何より、ぐっすり寝ながらも
同じ部屋にいる飼い主を感じ安心してくれているだろうこと

いれば安心はきっと同じ
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